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例えば、地域の商品を「ブランド化」しようとして
地域名を絡めた名前を付けた商品(たとえば魚など)を売り出した、
それが人気となった場合、これがブランド経営となるのでしょうか。
それであれば、ブランド経営とは、名前やパッケージング、広告戦略ではないでしょうか。
その場合における「ブランド経営」というのはこれまでの理論の単なる「名前の付け替え」にすぎません。
そもそも、なぜその商品が「ブランド=ここでは、有名、人気に置き換え」となったのでしょうか。
広告やネーミングが良かったからかもしれません。
しかし、それがなぜ「ブランド」になるのでしょうか。
それは、その商品カテゴリの特性に「多すぎて選べない」「有名な商品でないから不安」
といったベースがあるのではないでしょうか。
そうであるのであれば、ブランドとはそのベースに消費者の「選べない」「知らない」
「品質を検査する手段・能力がない」といった能力や感情があるのではないでしょうか。
ブランドが成立する人間の能力や感情に基づき、ブランドを2つの要素で考える方法が
「機能ブランド・官能ブランドという考え方」です。
ぜひ、「はじめに」からじっくりとご覧ください!